Appleの人気イヤホンAirPods Pro
大人気のワイヤレスイヤホンですが、ネット上で調べると、シリコンのイヤーピースや本体の金属にアレルギー反応が出てしまい、耳がかゆい、腫れるなどの症状や、ひどい場合には、耳垂れや中耳炎になってしまう人がいるようです。
私自身も被害者の一人なのですが、このサイトでは、私が経験したアレルギー症状と原因調査の過程で分かった様々な情報、そして、アレルギー反応を抑えた対処方法についてご紹介します。
AirPods Proのアレルギーに関する口コミ
ネットで調査してみると、かなりの数の人が、同じ症状で困っていることが分かりました。
以下、一部を抜粋してご紹介します。
出典:Yahoo知恵袋
Appleサポートの投稿を見ると、61もの人が同じ症状が出ていると申告しています。
恐らくこの数するも氷山の一角のような・・・
出典:Appleサポート
イヤホンで中耳炎や耳垂れになるケースは一般的にもあるようですが、上記のAppleサポートの書き込みにもあるように、問題は、
私もまさにこのパターンで、ほかのカナル型イヤホンでは症状が出ず、Apple製のイヤホンでのみ耳垂れがでます。
私の場合、外耳炎、中耳炎、耳垂れとかなりの被害を被りました、、、。
私が経験したアレルギー被害の一部始終をご紹介します。
PowerBeats Proでアレルギー発生
私の場合、AirPods Proのシリコンイヤーピース とPowerbeats Proでアレルギー反応が出てしまいました。
まず最初にPowerBeats Proを5月頃に購入したのですが、最初の2カ月間は特に問題もありませんでした。7月頃、気温も暑くなってきた時期から耳の中が痒くなる症状を発症しました。かなり痒かったので、耳掻きをしていたのですが、これが災いしてか、耳の中から透明の水が出てくる耳垂れの症状と中耳炎の症状が発症しました。
すぐに耳鼻科に行ったところ、ステロイドや抗生物質の薬を処方され、原因はイヤホンと耳かきだと思うということで、一時PowerBeats Proの使用を停止しました。
症状は一旦快方に向かったので、耳掻きをしないよう注意しながら、PowerBeats Proを再度使い始めたところ、今度は、PowerBeats Proが接触する耳介(耳自体)に湿疹があらわれ、そこから体液が滲み出る症状が発生しました。
その後、海外の口コミサイトも含めいろいろ調べてみると、ネット上で同じ症状を訴えている人がたくさんいることがわかりました。
出典:Reddit
【翻訳】
Powerbeats Proでアレルギー?
アイボリー色をようやく手に入れたのですが、初日から耳が赤く腫れ痒みがでました。
症状が出るのは、イヤーピース と耳フックが接触する部分のみです。
とても残念です!他の方で同じような症状が出ている人はいますか?
犯人は、100%PowerBeats Proとわかったので、ここで使用を完全に停止し、返金依頼をすることにしました。
AirPods Proを検討
PowerBeats Proからの、乗り換えで選んだのがAirPods Proです。
AirPods Proでもアレルギーが出ている人がいないか調べてみたところ、前述のように、こちらもかなりの数の被害報告があります。。。
AirPods Proの購入にはリスクがあることを感じつつも、Appleの製品に問題があるのか?真相究明すべく、購入することにしました。
AirPods Proでもアレルギー反応
AirPods Proでアレルギー反応が出ないか?を確かめるため、店頭で10分ほど視聴して、問題がなかったので、購入に至りましたが、残念なことに購入後、すぐにアレルギー反応が出てしまいました。。。
近所のコンビニに行く際に20分程度装着しただけで、その夜に耳垂れが発生。
これで、私はApple製のイヤホンにアレルギー反応を示すことが確定しました。
AirPods Proは、とても気に入ったので、なんとかして継続利用できないか?と調べたところ、私と同じような症状が出ている人で、SHEAWA AirPods Pro イヤーピースという他社のウレタン製イヤーピース に交換することで、痒みや耳垂れの症状が出なくなったという口コミがありました。
AirPods Proのシリコンピースだとアレルギーが出てかゆくなってしまうので、ウレタン製の物を探していました。
装着感はウレタンということもあり、耳穴にピッタリとハマります。こちらの商品のおかげでアレルギーも出なくなりました。
アレルギーの出ないイヤーピース
他社製のイヤホンを試したところ、なんと、耳垂れが出ませんでした!
Apple製のシリコンでのみ症状が出る可能性が濃厚という結果が出たということになります。
ちなみに、他社のイヤーピースに交換することで、改善するケースはほかの人でも見られていて、ネット上では、Apple製品で使われているシリコンの質が悪いのが問題という噂になっています。
Apple製品は高品質というイメージがあったので、大変残念です。
もう1つ残念なのが、被害者に対するAppleの対応です。
AirPods Proのアレルギー対策
上記を踏まえ、これからAirPodsなどのApple製イヤホンの購入を考えられている方には、以下の点にご注意をいただければと思います。
- 耳が痒くなっても掻かない
- 耳垂れが発生したら、すぐに耳鼻科にいって治療する
- 症状が出たら、他社製のイヤーピース に交換してみる
究極の代替品「骨伝導イヤホン」
今回、AirPods ProとPowerbeats Proでえらい目にあったのがきっかけで、いろいろ他のイヤホンを物色している中で、耳を塞がない「AfterShokz Aeropex」という骨伝導イヤホンが話題になっていることを発見しました。
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夏場やランニング時の耳の蒸れ対策で私も買ってみましたが、解放感がすごく気持ちよく、音質も想像以上に良くてとても満足しています。
もちろん、耳の蒸れやかゆみの心配は皆無です!
ちなみに、AfterShokz Aeropexは、いままでの骨伝導イヤホンの弱点だった下記のポイントで大幅に品質を改善しており、ガジェット通の人達がSNSで絶賛して口コミで人気が広がっているようです。
AfterShokz Aeropexの良いところ
- 高音質
- 音漏れが少ない
- 超軽量で付けているのを忘れるほどの装着感
実際、私も外出時にAfterShokz Aeropexをかけている人をちらほら見かけるようになったので、その人気ぶりを体感しています。
価格が1.9万円で少し高めですが、耳のかゆみに心配が残る人にはおすすめできるヘッドホンかと思います。
私のレビュー含めた利用者の評価などを以下のページにまとめたので、気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
ここが凄い!AfterShokz Aeropexの使用感レビュー
まとめ
Apple製の製品は高品質というイメージがあったので、まさかこんなトラブルに見舞われるとは思っていなかったですが、AirPods ProやPowerbeats Proなどで使っているシリコンイヤーピースやプラスチック素材に問題がありそうなので、改善してもらいたいですね。
それまでは、他社製のイヤーピースに交換で対応すれば回避できるケースも多いのではないかと思うので、同じように困っている方がいたら、試してみてください。